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本日は、2023年6月3日(土)に「世界一受けたい授業」、6月4日(日)に「日曜日の初耳学」に出演した天才ピアニスト、亀井聖矢(かめいまさや)さんについてご紹介します。
もくじ
亀井聖矢さんについて
「せいや」ではなく「まさや」と読みます!
そして、高校3年生にならずに大学への飛び入学、すごすぎます!
亀井聖矢さんがピアノを習い始めたのはいつ?
亀井さんは、物心ついたときからピアノに触れてきたそう。(参考:ひびクラシック)
幼い頃はお母さまが教えていて、ピアノ教室で習い始めたのは4歳のときだとか。
外で遊ぶよりも鍵盤のおもちゃで遊ぶ方が好きで、なんと幼稚園の先生のピアノ伴奏を真似して演奏できたというから驚き!
それがきっかけで近所のピアノ教室へ通い始めたそうです。
小学生の頃にはサッカーチームに所属、中学生では卓球部に入部しましたが、そのころから音楽の道に進みたいという気持ちが強まり、ピアノに専念。
そして、高校は愛知県立明和高校音楽科へと進学しました。
こう見ると、幼少期からピアノ漬けの生活というわけではなさそうですね。
てっきり「生まれた瞬間からピアノの英才教育を受けていました!」という感じかと思っていました。
6歳で老人福祉施設等で演奏
様々な演奏活動に参加してきた亀井さん。
なんと、6歳の頃老人福祉施設で演奏したそうです。
ちなみに、その老人福祉施設は、亀井さんのおばあさまが経営されていたそうです。
6歳で演奏会って、モーツァルトみたい!
こちらの動画は、亀井さんのYouTubeチャンネルで公開されている、一番若い頃の演奏。
なんと9歳!
9歳でこの演奏はすごすぎますね!
ピアノの練習量は多い?
ピアニストといえば、時間さえあればピアノ練習していて、毎日10時間くらい弾いているのでは?というイメージがありますよね。
ですが亀井さんは、普段は2時間、休みの日も多くて6時間くらいだそうでした。
練習時間短すぎませんか!?
私も4歳から18歳までピアノを習って、毎日2時間くらい練習しましたけど一般人。
この差はなんなのでしょうか…
ただ、練習時間を少なくしていることには考えがあるそうで。
だらだらピアノを触ってそれが癖になるのが嫌で。集中して研ぎ澄まされた状態で練習したいんです。何時間もやれば良いってものでもないので、ピアノに触っている時間が人より少ない分、ベッドの中にいても常に音楽のことを考えますし、楽譜をたくさん読んだり音源を聴いたり、考える時間を大切にしています。
ひびクラシック
短時間で集中してピアノの練習をして、その他の時間もずっと音楽について考えているんですね!
確かに、私がピアノの練習をしていた時は「今日の夜ご飯何かな~」とか考えて全然集中していなかった気がします💦
主なコンクール受賞歴
小さい頃からコンクールに沢山出場してきたという亀井さん。
ここでは、主な受賞歴をご紹介します。
ピティナ・ピアノコンペティション「特級グランプリ」
2019年8月22日(発表は翌23日)、17歳大学1年生の時、第43回ピティナ・ピアノコンペティション「特級グランプリ」及び「聴衆賞」を受賞しました。
ピティナは世界でも最大規模のピアノコンクールで、予選は5月下旬から開催されます。
この年の4月に大学生となった亀井さん。
東京に出てきた4月はあまり練習ができず、5月に入ってから今までで一番練習したそうですよ。
ちなみに、本選ではサン=サーンスのピアノ協奏曲第5番ヘ長調「エジプト風」を演奏されました。
日本音楽コンクール ピアノ部門「第1位」
ピティナから約2カ月後の2019年10月26日、第88回日本音楽コンクール(日本音コン)ピアノ部門第1位、及び「聴衆賞」を受賞しました。
日本音コンは、日本国内における権威と伝統のあるコンクールの1つで、若手音楽家の登竜門として知られています。
ピアノ部門は17歳~29歳が参加可能なため、亀井さんは参加可能な年齢となったその年に1位を獲得されたということになります。
また、上記の「ピティナ」と「日本音コン」は日本の最高峰のコンクールで、その2つで同時優勝を飾ったのは史上初のことだそう。
ちなみに、こちらも本選ではサン=サーンスのピアノ協奏曲第5番ヘ長調「エジプト風」を演奏されました。
マリア・カナルス国際ピアノコンクール「第3位」
2022年4月6日、第67回マリア・カナルス国際ピアノコンクールで第3位を受賞しました。
亀井さんが国際コンクールに参加したのは、こちらが初となります。
亀井さん曰く、思うようにいかず力んでしまったそうです。
本選では、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏されました。
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール「セミファイナリスト」
2022年6月8日~12日にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールセミファイナルが開催され、セミファイナリストとなりました。
ちなみにこちらは、過去(2009年)に辻井伸行さんが優勝されています。
亀井さんにとって、国際コンクール2回目の参加となりました。
海外のオーケストラとの合わせ方の難しさなど新しい課題に直面したそうです。
ロン=ティボー国際音楽コンクール「第1位」
2022年11月に、ロン=ティボー国際音楽コンクールにて第1位を受賞。併せて「聴衆賞」「評論家賞」の特別賞も受賞しました。
国際コンクール3回目の挑戦となったこちらでは、精神的・技術的な面で、最後ぎりぎりで調整できたそう。
過去2回の国際コンクールの経験が生きましたね!
本選では、サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番ヘ長調「エジプト風」を演奏されました。
こちらのコンクールで1位を獲得したことがきっかけとなり、日本のクラシック音楽界の新星となりました。
亀井聖矢さんのおすすめCD
2022年12月7日に、1stフルアルバム「VIRTUOZO」をリリースしました。
このアルバムは、亀井さんのレパートリーの中でトップ5くらいに難しい作品が集まったCDだそうです。
とても聞きごたえのある作品となっているので、ぜひ聞いてみてください♪
こちらのアルバムには、世界一難しいと言われる東洋風幻想曲 「イスラメイ」も収録されています。
テレビでも演奏されていた曲ですね!
まとめ
桐朋学園大学初となる「飛び入学特待生」として入学したこと、
「ピティナ」と「日本音コン」で同時優勝を飾ったのは史上であること等、
音楽会の記録を更新している彼。
今後ももっと新記録を打ち立てるのではないでしょうか?
今後の活躍に期待したいと思います!