どうも、ぬーちゃんです。
不妊症の基本的な検査の1つに、卵管造影検査がありますよね。
2023年3月に実際に卵管造影検査を受けたので、体験談をご紹介したいと思います。
個人差があるようですが、私の場合は正直思い出したくないくらい、すごくすごく痛かったです涙
検査前日まで
不妊症の検査を受け始めたのは12月のこと。
その他の検査はサクサクっと進み、1周期ですべて終わりました。
本当は、卵管造影検査も同じ周期で終わるはずだったのですが、検査予定日前日に体調不良に・・・
ネットの情報で怖くなったせいかしら💦
結局、その周期では卵管造影検査は受けられず、その次の周期も、その次も、なぜか体調を崩しました。
このまま卵管造影検査を受けることなく妊娠したらいいなぁ・・・なんて期待も虚しく、ちゃ~んと予定日通りに生理がやってきました💦
そして、待つこと4周期目で、ついに万全の体調で検査が受けられることになりました。
検査当日
その日は13時から検査を受けることになっていました。
検査までの時間にやるべきことは2つ。
- ご飯を食べない(人によっては痛みで嘔吐する可能性があるから。こわっ)
- 検査1時間前に痛み止めを飲む(事前に処方されたやつ。)
しっかりとこなしました!
ドキドキしながら病院へ。
そして、名前が呼ばれました。
検査中
説明検査の流れ説明
まず、卵管造影検査の流れについて改めて説明を受けました。
- 着替えてレントゲン台に仰向けで寝ころがる
- 膣から子宮の入り口にチューブを入れる(痛み第1段階)
- チューブの途中あたりを風船のように膨らませる(痛み第2段階)
- チューブから造影剤を注入(痛み第3段階)
- そのままレントゲン撮影(痛み継続)
- チューブ回収してレントゲン台で15分待ち(痛みがどんどん引いていく)
- 15分後に再度レントゲン撮影
痛いのは②~⑥だけど、一番痛い時間は3分くらいとのこと。
また、もし痛みに耐えられないようだったら中断もできるが、その場合は後日最初からやり直しになるそう。
なるほど、痛みは3段階でくるのか、ふむふむ。
まぁ私は普段の生理がすごく重いほうだと思うし、痛みには強いはず!
さぁ、チャチャっとやっちゃいましょうよ!
と、この時はまだ余裕でした・・・
いざ、検査開始!
① 着替えてレントゲン台に仰向けで寝転がる【まだ平和な気持ち】
用意されていたレントゲン用の服に着替えて、ポケットに着替えのショーツとナプキンを入れておくように言われました。
検査後に造影剤が流れ出てくるので、すぐに履けるように、らしい。
そして、レントゲン台に寝転がるんでしょ?って思っていたのに、なんと台は立ってました。
台にピタッと背中を合わせて立っていると、台がガガーっと動き出して90度傾き、仰向けになるシステムです。
普通、レントゲン台はこういうシステムなのですか?
私は初めての経験で、新鮮で少しワクワクしました。
そう、この時はまだ何も知らずに・・・
② 膣から子宮の入り口にチューブを入れる【生理のまだ我慢できるときくらい】
チューブを入れるだけなら痛みなんてないんじゃないの?と思っていました。
しかし、このチューブを入れた時点で軽めの生理痛のような痛みを感じたのです。
③ チューブの途中あたりを風船のように膨らませる【生理の激痛くらい】
チューブの途中を風船のように膨らませることによって、造影剤を注入した時に流れ出てしまわないようにするのだそう。
それは想像しただけでも痛そう・・・
みごと予想的中!!
いつもの重い日の生理と同じくらいの激痛になりました。
い、痛い。既に痛い…
④ チューブから造影剤を注入【地獄】
先生の「造影剤入れますよ~」の声とともに、今まで感じたことのない激痛が走りました。
それは、生理の激痛を、地獄級に強くした感じでした。
思わず、「いたっ!」と声が漏れてしまうくらい痛かったです。
よくネットで”生理の重いときのよう”と書いてあるのを見ましたが、それをはるかに上回る痛さでした。
確かに生理痛は生理痛なんだけれども、予想以上に重ーーーーーーい生理痛!!!
正直、中断してもらうという選択肢が頭をよぎりましたが、後日最初からやり直しだなんてもっと嫌だと思い、何とか耐えることに。
⑤ そのままレントゲン撮影【引き続き地獄】
造影剤を入れたらそのままレントゲン撮影が始まりました。
台に寝転がったまま、身体を左に傾けたり、右に傾けたりしました。
その間ずっと地獄級の痛みが続いたまま。
身体を傾けるたびに「う”ぅ~」っと声が漏れてしまうくらい。
また、痛みと同時に悲しい気持ちにもなりました。
なぜかというと、事前にネットで調べた情報の中に、
"卵管が詰まっていたら痛い"
と書かれているのを読んだことがあったためです。
検査の痛みと卵管が詰まってるかもしれない悲しみがダブルパンチで、とにかくしんどかったです。
⑥ チューブを回収して横になったまま15分待ち
レントゲンが取り終わり、チューブが回収されました。
てっきり私は、チューブが抜かれた瞬間に痛くなくなるものだとばかり思っていたのですが、全然変わらず痛いままでした。
そしてほんの少しずつ痛みが和らいできて、30秒くらいで地獄→生理の激痛くらいに落ち着いてきました(まだ全然痛いけど💦)。
そして、「この後15分くらいしたらまたレントゲン撮るからね。いったん席を外すので体調悪くなったらコレ押してね~」と、呼び出しボタンを渡されました。
この15分待ちが私にとっては意外としんどかったです。盲点でした。
どんどん痛みは引いてきたものの、何分経ってもずっと重めの生理痛のような痛みが消えることがなく、そして痛みで吐き気がしてきたのです。
あとお恥ずかしい話、お腹の痛みが引き金となって、便意まで襲い掛かってきました。
何度呼び出しボタンを押そうと思ったことか・・・
でも、先生が来てくれたとしても、今この状態で起き上がったらもっと悲惨なことになりそうな気がしたので、呼び出しはしませんでした。
ただひたすら、生理のような痛みと、吐き気と、便意と闘いました。
⑦ 15分後に再度レントゲン検査
再度先生がいらして、レントゲンを撮影しました。
この時には、お腹の痛みは軽い生理痛くらいまで落ち着いたものの、吐き気と便意は全く引く気配がありませんでした。
検査がすべて終了し、レントゲン台がガガーっと動き出して立ち上がりました。
身体が起き上がったことによって、さらしんどい状況に。
そして、レントゲン室を出るとともに、トイレに駆け込みました・・・
汚い話ですが、いろいろと出ました。
そしてナプキン一面の血も出ていました(血はすぐに止まりました)。
検査結果
検査が終わったのが14時頃。
午後の診療は16時から始まるので、それまで待てば結果が聞けるとのこと。
この時にはすっかりお腹の痛みも吐き気も便意も消えていて、とにかくお腹が空いていたので、ご飯を食べて待つことにしました。
この日はご褒美ということで、大好きなオムライスを食べました。
そしてご飯を食べた後、処方された抗生物質を飲みました。
ちなみにこの抗生物質を飲むと1週間くらいお腹が緩くなるかもしれないと言われ、ビクビクしていましたが、結局1日で収まりました。
その後、再度病院を訪れ、検査の結果を聞くと、異常なし!
あんなに痛かったから詰まっていると思っていました。
もしかしたら、少しだけ詰まっていたけれども、造影剤によって詰まりが解消されたのかな?
とにかく、これで卵管造影検査が無事に終了しました。
まとめ
個人差はあると思いますが、私個人の感想としては
とにかく痛い!
ネットでよく見る「重い生理痛」ではなく「地獄のように重い生理痛」でした。
あと、ネットでは"卵管が詰まっていたら痛い"というのも良く見ますが、私は詰まっていなくても痛かったので、一概には言えないのかなと思いました。
検査後半年間は妊娠しやすくなる”ゴールデンタイム”に入るそうなので、
それを考えると卵管造影検査受けて良かったかなと思います。
3月から半年だから、9月までか。それまでに赤ちゃんきてくれたらうれしいなぁ~!
でも、陣痛ってこんな感じなんですかね?
しかも、これが何時間も続く感じですよね?
世の中のお母さんたちってすごいですねー!
私も頑張ろう!
以上、私の卵管造影検査体験記でした!
少しでも参考になれば幸いです。